転ばぬ先の杖 藜 (アカザの杖)

 

  杖とは

 

① 歩行の手助けとして持つ竹や木の棒

② 頼りになるもの リーダー

③ 杖罪の罪人を打つ長さ1mの竹 

④ 昔の長さの単位 (1丈は約3m)=

⑤ 鎌倉室町時代の土地の面積(1反の1/5)  
 

⑥ 武器や権威を示すもの

 

◆お遍路さんが持つ杖、富士登山で土産に焼印を付けて持ち帰る金剛杖なども有ります。

 

水戸黄門もアカザの杖を使ったと言われていますがテレビの黄門さまは、竹の杖になっています。太刀まわりの時に破損するからとの話。

 

松尾芭蕉も俳句の旅先で、俳句仲間の己百のもてなしが、あまりにも快いのでアカザが杖になるまで滞在したいと、この句をよんでいます。

 

  宿りせん藜の杖になる日まで 芭蕉

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◆私は、毎週水曜日は佐賀の金立山に登っていました。古希を迎えたので膝の保護に登山の時は杖を使いはじめました。

 

◆転ばぬ先の杖として、平成29年には庭に種を蒔いて育てますが、杖の大きさに生長しませんでした。

令和元年には、たくさんの苗が成長中です。多くの人に種を配布したので、今年の秋には成長の結果を

報告できると思います。   お楽しみに

アカザの杖 栽培・加工 の紹介  スライドショー               下の写真は数秒で切り替りますので少々お待ちください。

以上の写真のように、アカザは一年草の植物です。春に新芽が出て、秋にはうまくいけば背丈以上に生長して杖を作ることが出来ます。 新芽の頃は昔、食用にされていたようで、ホウレンソウの仲間?とも聞いています。

③杖の加工手順書を参考に 転ばぬ先の仙人の杖を作りましょう。